タイ投資委員会(BOI)はS字カーブ産業ハブ推進政策を承認【タイ:農業・BOI恩典】

タイ投資委員会(BOI:Board of Investment)は国内の
収入格差不平等を減らし新しいS字カーブ産業を発展させると
いう政府方針に沿って、農民の収入を増やすための農作物と
バイオエコノミーハブ推進政策を承認しました。

タイの地方にある企業、農民、農業協同組合をプロモーション
パッケージに含める計画で、大手企業に機会を与えるだけでなく
コミュニティビジネスや農業協同組合も支援する政策になると
しています。

ITイノベーションを活用し、農家収入を増やして循環型経済と
グリーンエコノミー概念を推進することで、農産物に付加価値を
与えることを目的としています。

バイオエコノミープランには、バイオエネルギー、
バイオケミカル、食品、動物飼料、バイオ医薬品の
5つの分野があります。

研究開発への投資や農家への支援策にもよりますが、
投資家は8年間の法人税免除と追加の法人税特権を
享受することが期待されています。
大手企業がコミュニティ事業や農民のトレーニングなどを
通じて支援し、農業協同組合への投資を支援するように
なることから同パッケージ政策は包括的な成長を生み出す
ことも目的としています。

全国規模でバイオエコノミークラスターを発展させることが
期待されており、タイ北部は原料として果物を、
北東部はサトウキビ、タピオカなど、南部ではヤシの実、
ゴムなどを使用できるとしています。

タイ投資委員会ではPM2.5被害がバンコクと周辺地域で
大きくなっていることを背景に、自動車のユーロ5
排出基準を満たすため石油精製業者がアップグレードを
加速することへの促進措置を承認しました。

石油精製企業タイ・オイル(TOP)とバンチャーク・
コーポレーション(BCP)の2社では、ユーロ5排出基準を満たす
よう石油精製施設をアップグレードします。
ユーロ4を生産する残り4つの製油所も2023~24年の間に
アップグレードを計画しています。