ビューティ・コミュニティは業績悪化で株価急落【タイ:美容・小売】

タイ証券取引所に上場する化粧品・スキンケア製品の
小売販売企業、ビューティ・コミュニティ(BEAUTY)は
2018年業績発表後に株価が-15.2%急落しました。

発表は期待を下回る業績であったため、
株価は前日比-1.25バーツ下がる6.95バーツで終わり、
取引額42億バーツ、同日のタイ証券取引所で最も活発な
取引となりました。

同社2018年第4四半期の純利益は1億2384万バーツ、
前年同期比-69%減、前四半期比-62.4%減でした。
2018年通期純利益は9億9159万バーツ、
前年比-19.3%減となりました。

2018年第4四半期売上は6億5712万バーツ、
前年同期比-40%減、前四半期比-39.3%減でした。
2018年総売上は35億100万バーツ、前年比-6.3%
減少しました。

ビューティ・コミュニティ(BEAUTY)最高経営責任者・
最大株主のSuwin Kraibhubes氏によると、
売上と純利益の減少は主にタイ食品医薬品局(FDA)に
よる違法化粧品取締りの影響によるもので、
顧客がより慎重に化粧品や医薬品を購入するよう
促されたためとしています。
FDAの取締まりも検査厳格化により中国への化粧品輸出に
影響を及ぼしています。
また、タイへの中国人観光客の数が減少したことも
化粧品売上に影響したとしています。

同社の売上構成は小売店舗Beauty Buffet(54.3%)、
海外支店(20.2%)、消費者向け商品チャネル(13.7%)、
Beauty Cottage店舗(8.4%)、となっています。

2018年末時点で同社はBeauty Buffet265店舗、
Beauty Cottage76店舗、Beauty Market7店舗を
運営しています。

Finansia Syrus Securitiesのアナリストは、
同社の純利益は予想を大幅に下回ったことに加え、
1株あたり0.135バーツの配当金は株を保有する投資家には
魅力的でなかったとしています。
また、2019年の見通しは競争激化のため純利益率が継続的に
低下していくと予想しています。