タイ・エアアジアのアジア・アビエーションはノック・エア買収断念【タイ:航空サービス】

マレーシア格安航空大手エアアジアのタイ法人
タイ・エアアジアの持ち株会社アジア・アビエーション
(AAV)は、経営危機に陥っているタイの格安航空
ノック・エアラインズ(NOK)の株式取得を
検討していましたが、断念すると発表しています。

ノック・エアラインズ(NOK)社の2018年業績は
売上197億4000万バーツ、純利益-27億8600万バーツでした。

同社の持ち株構成は2017年末時点で
Mr. Natthapol Chulangkun氏 23.7%
Thai Airways Public(THAI) 21.8%
Mr. Tawee Chatjangkun氏18.8%
Mrs. Hatairat Chulangkun氏 12.5%となっています。

タイ・エアアジアではノック・エア株の過半数を保有する
タイ自動車部品大手サミット・グループのオーナー
ジュラーンクーン家と交渉していましたが、
合意に至りませんでした。

ノック・エアラインズ(NOK)はエアアジアのタイ進出に
対抗するため、2004年にタイ航空系資本とタイ王室系資本が
中心となり設立されましたが、サラシン家出身創業株主の
パティー・サラシン氏が独自経営を続け、
赤字が拡大しました。

ノック・エアが資金調達のため2017年と2018年に実施した
株主割当増資で、タイ航空側は増資に応じず、出資比率が
15.9%に低下しています。