リッポー・カラワチとリッポー・モールズ・インドネシア・リテール・トラスト【インドネシア:不動産開発】

インドネシアの財閥リッポー・グループでは、
西ジャワのブカシ地区で開発中のメイカルタ
が汚職で注目されているものの、プロジェクトに新たな
資金を投入することを約束したため間もなく軌道に乗る
としています。

2018年10月、インドネシアの大手財閥リッポー・グループの
中核企業である不動産大手リッポー・カラワチ(LPKR)の進める
大規模開発計画「メイカルタ」を巡り汚職疑惑が発覚したため、
株価が一時、前日終値から約10%以上急落しました。

メイカルタは2兆円を超える規模の巨大開発計画であるため、
先行きが懸念されていました。
2019年3月にはブカシ県知事らに賄賂を渡したとして、
贈賄罪に問われたリッポー・グループ元幹部の裁判などが
進んでいます。

同社の2018年業績は売上12兆2824億ルピアで前年比+12%増、
純利益6950億ルピアで前年比+13%増でした。

同グループでは取締役会とコミッショナーの交代を受けて
事業計画の方針を再度発表する予定です。

リッポー・カラワチでは西ジャワにあるMall Puriを
同グループのREITであるリッポー・モールズ・
インドネシア・リテール・トラスト(D5IU)へ売却予定です。
売却して資金調達が成功した場合、リッポー・カラワチは
メイカルタ事業拡張を実行していきます。

リッポー・モールズ・インドネシア・リテール・トラスト
(D5IU)はシンガポール証券取引所(SGX)に上場する不動産
投資信託です。
2018年業績は売上2億1700万Sドル、純利益4300万Sドルでした。
同社はインドネシア国内の商業モール資産を証券化しています。