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FGVホールディングスと巡礼者基金(タブン・ハジ)はインドネシア資産売却を計画【マレーシア・インドネシア:農業・パームオイル】

パーム油生産・販売大手のFGVホールディングス(FGV:5222)と
マレーシア巡礼者基金(レンバガ・タブン・ハジ)は、
財政状態を改善する目的でインドネシアでプランテーション
資産売却を検討しています。

レンバガ・タブン・ハジは、イスラム教徒のメッカへの
巡礼のための貯蓄を促進する機関で、シャリア準拠の
投資規格に投資をします。

農園・プランテーション、金融:BIMBホールディングス
(BIMB:5258)、IT・情報技術:Theta Edge(THETA:9075)、
ホテル・レジャー:THホテル&レジデンス、不動産開発
などに投資しています。

FGVホールディングスとレンバガ・タブン・ハジの2機関は
カリマンタン島で42,000ヘクタールのアブラヤシ農園を
管理しているTrurich Resources Sdn Bhdについて購入者の
関心を評価するため計画を進めています。
負債を含め最大10億USドルでTrurich社を売却しようと
検討しています。

マハティール・モハマド首相は、世界規模のスキャンダル
であった前政権の1MDB投資基金の負債と国営企業の
バランスシートを整理しようとしています。

2018年の総選挙で勝利を収めて以来、マレーシアの政府系
企業の透明性を高め、腐敗防止活動の一環として国営企業の
ビジネス活動・取引をさらに精査することを約束しています。
インドネシア資産の売却によりFGVホールディングスと
レンバガ・タブン・ハジは負債を軽減することができます。

パーム油価格が2019年後半に回復すると予測される中、
多くのパーム農園が売りに出されています。
Sime Darby Plantation(SIME:4197)は、
パプアニューギニアの株式の売却を検討していると
報道されました。
また、シンガポールGIC Pteなどが出資するPT Triputra
Agro Persada社は、インドネシアのパーム油生産者の売却を
検討していると2018年12月に報道されています。

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