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ドリアンなどタイの主要果物4種の売上は2019年最高記録を更新【タイ:農業】

ドリアンなどタイ国内の4種の主要果物売上は2019年に
最高記録を更新し、総売上高74億バーツを超えると
しています。
売上増加の理由としては特に中国の輸入消費による強い
需要が挙げられています。

トラート県の農業担当官によると、中国のバイヤーは
ドリアンの大きな需要を抱えていて、さらに他の3つの
果物(マンゴスチン、ランブータン、ロンガン)も
好調となっています。

その中でドリアンは最も価値のある果物で、
48,000トン以上・合計38億バーツ、1トン当たり
79,000バーツで売られています。
これは果物4種の総売上高のうち半分以上を占めています。

売上高2番目にランクされているのはマンゴスチンが
売上高20億バーツ超、続いてランブータン13億バーツ、
ロンガン2億1200万バーツとなっています。
東部トラート県で栽培されている果物は高品質とされ、
売上の増加率にも反映しています。

また、ASEAN中国自由貿易協定(ACFTA)の効果も大きいと
しています。
2003年以降、中国政府はタイから輸入される全ての果物と
野菜の関税を撤廃するよう促してきたため、野菜・果物の
輸出入貿易額は増加を続けています。
2019年最初の5ヶ月間だけでも中国への輸出額は11億ドル
以上(約365億バーツ)となっています。

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