タイのフードデリバリー各社がクラウドキッチンシステム導入【タイ:食品・フードデリバリー】
Google-Temasekの2019年調査によると、
東南アジアのフードデリバリー食品配送市場は
2019年時点で52億USドル(1570億バーツ)の市場規模があり、
前年から2倍の成長を遂げています。
2025年までに、同市場は200億USドルに成長すると
予想されています。
タイ国内では、まずFoodpanda社が2019年2月に
クラウドキッチンを開設し、ライバル社のGrabも
「GrabKitchen」開設を決定しています。
スマートフォン・モバイル端末が普及したデジタル時代に
おいて、フードデリバリーアプリケーション市場は急速に
広がり、人々の食生活スタイルにも変化をもたらしています。
しかし、これまでは遠いレストランに注文すると、
高い配送料や鮮度の落ちた食品に悩まされる可能性が
ありました。
そこでこの問題に対処するために「クラウドキッチン」の
概念が登場しました。
クラウドキッチンは、さまざまなレストランの料理人が
同じ場所に集まって割り当てられたスペースで料理を作る
場所を提供しています。
オンラインデリバリーに特化した飲食店として、
「ゴーストレストラン」という呼び方もあります。
クラウドキッチンは食事を迅速・低コストで配達することを
目的としています。
また新規開業したいレストランオーナーは、オンラインで
顧客とのやり取りができるクラウドキッチンに調理スペースを
設置することで開業投資費用を少なくすることができます。
一元化されたクラウドキッチンは、
「低賃料、オンラインマーケティング、迅速な配達」に
焦点を当てることでビジネスモデルを変革したと
されています。
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