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カシコン銀行のK-Researchはタイのフードデリバリー市場規模を発表【タイ:フードデリバリー市場】

カシコン銀行リサーチ研究所K-Researchによると、
調査回答者の63%が、フードデリバリーアプリには
プロモーションや割引があるためデリバリー利用回数が
増え、外食が減ったとしています。
また、タイ国内のストリートフード(屋台)の食べ物は
食料市場全体の30%を占めています。

タイのフードデリバリーアプリ市場は、2022年まで
毎年少なくとも+10%成長すると予想されています。
これは通常のレストラン事業で達成される年間+3~4%の
成長を上回るものです。

また、タイ国内のフードデリバリーアプリ事業の価値は、
2019年330~350億バーツに達し、前年から14%増加すると
予想されています。
この先駆的なビジネスは、2019年のレストラン総市場価値の
8%を占めると推定されています。

タイ国内の主なプレイヤーとしては「FoodPanda」、
「Grab Food」、「Lineman」、「Get Food(インドネシアGojek)」
などが展開しています。

「GET Food」は2019年2月にサービスを開始し、
10月までの注文件数が1,000万件に達したと発表しました。
スマートフォン用アプリ件数は160万件を越えています。

GETはバイクタクシー、料理宅配、小包配達と三つの
サービスを提供しています。
バンコク市内にいる約8万人の正規登録ドライバーのうち、
1万人以上がGETに登録しているとしています。

同社で多く利用されているサービスはフードデリバリーで、
バンコク首都圏の有名レストランから屋台まで約20,000店舗と
提携しています。

また、2019年9月にタイ外食大手マイナー・フード・グループと
業務提携し、取り扱いレストランをピザ店Pizza Companyや
カフェレストランCoffee Clubなどのマイナー・フード・
グループ傘下ブランド店舗の取り扱いを拡大しています。

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