タイ洪水 その3

タイ大洪水の最大の危機とされた10月末のタイ湾の大潮が去った後もバンコク
では洪水被害が続いています。

南側の浸水は懸念が減ったものの、北部から流れ出ている浸水したアユタヤ県、
パトムタニ県など北方郊外の7工業団地群から低地をゆっくりと南下してきている
洪水のかたまりが押し寄せています。

まずは北部のヴィパワディーランシット通りから徐々に水が南下し旧国際空港
であったドンムアンン国際空港はすでに浸水。
そこから南へ流れる幹線道路のパホンヨーティン通りも冠水しています。

インラック政権では首都の北縁の防水壁によって、洪水の固まりを東西に
迂回させてからタイ湾へ排出するという作戦を掲げたものの、想定を超えた
水量で排水処理が出来ず、状況改善が遅れているとしています。

その後、洪水を食い止めている最前線の運河で新たに通常の200倍近い2.5トンという
巨大な土のう「Big Bag(大きな袋)」プロジェクトが実施されていて、これが一応
の効果を出しています。