タイ国内では黒色の衣料不足に対応策が進められる

プミポン国王の喪に服すための黒い服について需要が
急増しているなか、商業省や関連団体の代表者、
衣服製造業者協会や小売業者などが合同会議を行いました。
既に各小売店のショーウインドーでは黒または白基調の
ディスプレイに切り替わり、高級衣料チェーン、
中級衣料チェーンでも次々と黒い洋服スタイルを
展示しています。

同会議では需要を満たすため、黒服の生産・供給を加速するための
協力を各製造メーカー、小売店へ求めています。

およそ800万人の低所得層を支援する動きでは、黒いTシャツの
無料配布や黒以外のカラーシャツを黒色に染めるボランティア活動
などが始まっています。
Bank for Agriculture and Agricultural Cooperatives
(BAAC)、タイ政府貯蓄銀行(GSB)、クルンタイ銀行(KTB)などが
主導でTシャツの配布も始まりました。

タイ衣服製造業者協会ではこの数日間にわたって特定地域で供給不足
となった影響もあり、衣料価格は平均+10%以上上昇していると
発表しました。
政府はこの動きに乗じた価格のつり上げに対し、監視を強化すると
小売業者へ警告を出しています。
また、袖や胸に黒いリボンをつけて哀悼の意を示すことも
推奨しています。

タイ軍事政権では政府機関は1年間の服喪に入るとし、
民間企業では30日間の服喪期間を推奨しています。
今後も引き続き黒い服やアクセサリーへの需要が継続すると
見られています。