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国営タイ石油グループのエネルギー会社、GSPCが東部チャンタブリ県の太陽光発電稼働

国営タイ石油会社(PTT)系の電力会社、グローバル・パワー・シナジー
(GPSC)はタイ東部チャンタブリー県で出力5メガワットの太陽光発電所
が運転開始したと発表しました。
電力は地方配電公社(PEA)に供給される契約になっています。

タイ国営石油(PTT)傘下で発電事業を手がけるグローバル・パワー・
シナジー(GPSC)は、2015年4月にタイ証券取引所に新規上場した企業で、
PTTグループの中でも新しい組織になります。
株式時価総額は約390億バーツ、調達した約100億バーツは事業拡張・
運転資金に充てると発表していました。

同社はPTTグループの発電事業を集約・強化する目的で、
Independent Power(Thailand)社とPTT Utility社との統合で
2013年に設立。
PTTの部門の中で火力発電所、コジェネレーション熱電併給プラント、
太陽光発電所などへ投資・運営を手掛けています。
発電容量は計1,315MW規模、今後も536MW規模を開発中。
同社では今後、投資額およそ180億バーツをかけて発電所の開発を進め、
15年末時点で1,376MW規模の発電能力を2019年度までに2,800MW規模
まで増加させる計画です。

同社はミャンマーでも巨大な発電プロジェクトを準備中で、
また、ラオス国内でも水力発電事業を展開し65MW規模を開発中、
2017年度事業開始予定です。
グローバル・パワー・シナジー(GPSC)社の2016年度第3四半期までの
業績は売上170億バーツ、純利益22億バーツとなっています。

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