2017年度インドネシア株式市場の上昇に関して

2017年のインドネシア株式市場は、前回海外投資家の売りによる
下落から反発し、インドネシア証券取引所(IDX)の
ジャカルタ総合指数は過去最高の水準に達しました。

格付け会社フィッチ・レーティングスFitch Ratingsは、
インドネシアの信用格付けを2番目に低い投資適格「BBB」に
格上げしています。
同国の国内景気は安定し、経済政策や通貨政策は東南アジア
最大規模の経済を支えていて、世界の経済動向ショックからも
守れるほど強くなっているとしています。

これらの報道を受け大型株・ブルーチップ株をまとめた
LQ45指数もさらに伸びています。
銀行セクター、消費材セクターなどが大きく株価を
上昇させており、銀行株ではバンク・ネガラインドネシア
Bank Negara Indonesia(BBNI)が3.4%増、
消費材大手、ユニリーバ・インドネシアUnilever Indonesia
(UNVR)が1.0%増に上昇しました。

バンク・ネガラインドネシアBank Negara Indonesia(BBNI)は
BNIの名称で呼ばれるインドネシアの政府系金融機関です。
同行はシンガポール、香港、日本、韓国、英国、米国などでも
展開しています。
1946年インドネシア最初の銀行としてインドネシア政府により
設立され、1955年資本増強に伴い国有の商業銀行となりました。
1996年には国有銀行として初めての上場会社となり、銀行名を
PT. Bank Negara Indonesia(Persero) Tbkとしました。

ユニリーバ・インドネシアUnilever Indonesia(UNVR)は
インドネシア国内老舗の消費材企業です。
1933年にLever Brothersの子会社Lever Zeepfabrieken
N.V.社が設立され、ジャカルタで石鹸生産工場を開始しました。
その後第二次世界大戦を経て1980年に現社名へ変更されています。
2016年度業績は売上40兆ルピア、純利益6.3兆ルピアとなっています。