By: darwin Bell – CC BY 2.0

インドネシア国営の製鉄大手クラカタウ・スチールKrakatau　Steel
(KRAS)がインドネシア証券取引所(IDX)に10億USドル以上の資産価値
見直しを実施すると報告しています。
15年度9月までの資産は11億3000万USドルでしたが、本社・子会社
合計の不動産資産価値を見直し、チレゴン、バンテン、他地区に
おける資産価値を修正します。

これにより財務諸表の見直しと融資先からの評価見直しを実施できると
していて、4年連続赤字体制の状況からの脱却を目指します。
鉄鋼価格の下落などで同社は赤字が継続しています。
15年度の1月～9月期の業績は1億6000万USドルの赤字になっています。
売上では9億9338万USドルとなっています。

インドネシア国営の最大鉄鋼メーカークラカタウ・スチールの
正式社名はクラカタウ・スチール（ペルセロ）PT Krakatau Steel Persero
Tbkで、インドネシアの鉄鋼メーカーで国営企業であり、インドネシアの
チレゴンに本社を構え、熱延コイル、厚薄鋼板などの製造工場を
保有しています。