タイ発電公団がインドネシアのアダロ子会社株式12%を取得

タイ発電公団Electricity Generating Authority of 
Thailand(EGAT未上場)の子会社となるEGAT Internationalでは、
インドネシア上場石炭炭鉱開発企業のPT Adaro Indonesia
アダロ・インドネシアの株式12%を取得し資本参加すると
発表しています。
取得額は3億2500万USドルで長期的な観点からの投資になると
しています。

2016年6月にアダロ・インドネシアは英豪資源大手のBHP Billiton社
との合弁であったカリマンタン島の石炭開発事業のインドメット・
コールIndoMet Coal社のBHP Billiton社分の持ち株を
取得しています。
金額は1億2000万ドルになっています。

また、同じくインドネシアの資源大手メドコ・エネルギー・
インターナショナルは2016年7月、銅鉱山などを運営する資源大手、
ニューモント・ヌサトゥンガラ(NNT)を住友商事と米ニューモント・
マイニングなどから買収すると発表していて、外資系企業の権益売却
が目立っています。
そうした動きの中、今回のタイ政府系企業によるインドネシア石炭採掘
企業への出資は注目を集めました。

アダロ・インドネシアはアダロ・エナジー社(ADRO)の子会社です。
2008年7月にインドネシア証券取引所(IDX)へ上場した企業で、
子会社を通じて石炭の採掘、取引、石炭関連(輸送サービス、
インフラ整備)事業を行っています。

主な子会社には
PTアラム・トリ・アバディ PT Alam Tri Abadi,
PTサプタインドラ セジャティ PT Saptaindra Sejati
PTマクムール セジャテラ ウィセサ PT Makmur Sejahtera Wisesa.
などがあります。
伊藤忠商事と共に石炭開発プロジェクトなども行っています。
2015年度業績は売上19%減で26億ドル、純利益は14%減で1億5244万ドル
となっています。