タイ国営石油傘下のタイオイルは高付加価値燃料の生産を増やす方針

タイ証券取引所上場、タイオイルThai Oil(TOP)では、
タイ東部経済回廊Eastern Economic Corridor(EEC)開発が
進むことでさらなる需要が喚起されるとの見通しを出しています。

同社ではタイ国内自動車産業に電気自動車(EV)が参入してくる
可能性を認識しつつも、しばらくはディーゼル燃料の需要は
続くとみています。

また、重油、バンカーオイルなどの需要に関しては海上輸送船舶等で
クリーン燃料への切替えが進む予想を出していますが、同社業績には
影響が少ないと見ています。

タイオイルThai Oil(TOP)では製油プラントのアップグレードと
拡張に合計37億USドルを計画しています。
この計画はClean Fuel Productsと呼ばれ、低マージンの
重油生産からジェット燃料など高付加価値燃料の生産への転換を
目指しています。
同社生産量の7%を占める重油などの低採算燃料を徐々に削減する
計画です。

同社事業計画では今後1日当たり27万5000バレルから、
40万バレルに増強することを目指しています。
そのためシラチャの製油所面積を200ライ(1ライ=1600㎡)
拡大する必要があるとしています。

Thai Oil(TOP)はタイ国営石油(PTT)傘下グループの一つで、
同国最大の石油精製業者です。
2017年業績は売上3431億1300万バーツ、
純利益248億5600万バーツでした。