インドネシア証券取引所上場のバクリー&ブラザーズは株価が大幅下落【インドネシア:複合企業】

インドネシア証券取引所に上場しているバクリー&ブラザーズ
(BNBR)は、株価が大幅に下落したため、当局から2018年7月に
2度目の株式取引停止命令が出されました。
今回の株価急落は、同社が2018年5月後半に10:1の株式併合を
行った後に起こりました。
株式併合は商法・会社法上の法律用語で数個の株式を一つに
まとめることです。

同社は10株単位を1株にしたことで、発行済株式の総数を減らし、
実際には会社債務再編に関する一部債権者との契約であったと
しています。
しかし、同社は債権者の名前を開示しませんでした。

株式併合の後に2回の大きな売却が行われたことで同社の
株式取引は一時的な停止処分となりました。
インドネシア証券取引所(IDX)での同社株価は-34.59%
下落し、2018年6月8日にBakrie & Brothers株式の取引中止措置を
取りました。
インドネシア証券取引所は翌日32.69%下落した後にも株式取引を
中止させています。

バクリー&ブラザーズ(BNBR)社はバクリー財閥の旗艦企業です。
複合企業として鋼管、金属製品、鋳鉄製品、セメント建築用製品の
製造を行っています。
他にも成型加工、サイトエンジニアリング、電話通信、
携帯電話通信サービスも提供しています。

同社は数年前から債務不安に悩まされてきました。
同社のファンダメンタルズは依然として弱い状態が続いています。
2018年第1四半期は売上7463億ルピア、
純利益-3367億ルピアでした。

同社の企業収益は特にマイナスの持分および純損失に
関連して大幅な改善を示さない限り、将来の債務再編について
不確実性が残っています。