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シンガポールの住宅不動産開発大手は好調を維持【シンガポール:不動産】

シンガポールの住宅不動産市場は政府の価格抑制政策で
減速傾向ですが、他国展開をしている大手数社の業績は
好調を維持しています。

シンガポール証券取引所(SGX)上場の不動産開発最大手、
キャピタランド(CATL)は中核事業として不動産開発、
不動産金融サービス、ホテル運営を行なっています。
事業領域は主にシンガポールと中国本土、オーストラリア、
ヨーロッパ、中東地域等で展開しています。

グループ会社には上場企業も含まれ、不動産投資信託の
キャピタモール・トラスト、キャピタコマーシャル・トラスト、
アスコット・レジデンス・トラスト、キャピタリテール・チャイナ・
トラスト、オーストラランドなどがあります。
近年は中国とベトナムで投資を強化していて、シンガポール国内
住宅市場における事業規模は非常に小さくなっています。

2017年の業績は売上、46億1000万Sドル、
純利益は15億5100万Sドルでした。
2018年第2四半期の業績では売上で前年同期比35%増の
13億4000万Sドル、純利益は前年同期比4%増で6億550万Sドル
と好調でした。

2位:シティ・デベロップメンツ(CTDM)
2017年業績は売上38億2900万Sドル、純利益5億3800万Sドル
でした。
シンガポール政府当局が2018年7月に不動産の2軒目購入者や
外国人購入者を対象に印紙税を引き上げたため、住宅価格が
下落し始めているとしています。
2018年第2四半期業績は、売上が前年同期比59%増の
13億6000万Sドルでした。
純利益は前年同期比80%増で2億0480万Sドルでした。

3位:フレイザーズ・プロパティ(FRCT)
2017年業績は売上40億2700万Sドル、純利益6億8900万Sドルでした。
同社は住居・商業不動産開発企業です。
住宅、小売、商業およびビジネスパーク、物流および工業、
ホスピタリティ事業を展開していてシンガポール、 オーストラリア、
ヨーロッパ、 中国、東南アジアまで拡大しています。
80以上の都市でサービスアパートメントとホテルを所有または
運営しています。

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