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タイ二部(MAI)上場のビルダースマートが住宅開発へ【タイ:建材・建設】

タイ証券取引所二部(MAI)上場のビルダースマート(BSM)では、
不動産開発子会社ティーク・デベロップメントを通じて
2019年から低層コンドミニアム不動産開発を進めます。

同社は仕切り窓、窓サッシなどの販売、塗料、建材などを
含む内装工事を得意としてきました。
建築および内装工事で長い経験を持つタイ人が集まり
2001年から事業開始し、石膏の壁・天井フレームシステムなど
建築資材の製造と代理店、Alloyブランドのアルミニウム製品を
提供しています。
2017年業績は売上5億9900万バーツ、純利益3500万バーツでした。

2019年からはTeak Development Limitedが
バンコク都内で総額16億バーツを投じる4プロジェクトを
発表し、The Teak Sathorn-Lumpini、The Teak Rachada
などの予約販売を予定しています。
開発エリアは地下鉄や高架鉄道の駅に近い場所を
選定しています。

ビルダースマート(BSM)社のライバル企業にはS-Oneグループ、
メナム・グループなどがあります。

S-oneグループはタイのアルミニアム形材メーカー大手の
一つで、1994年に設立されました。
バンコク都の東にあるミンブリー地区に大きな工場を構え、
アルミニアム加工、ガラス加工、石膏ボード、
壁&天井フレームシステム、ドア&窓、アクセサリーなどの
建設資材製品を扱っています。

(グループ企業)
S-One Supplies(主にアルミニアム製品の加工)
S-One Complete(主に窓サッシの加工・販売)
S-One Creation(主に塗装・パウダー塗装・アナダイズ)
S-One Supply (窓サッシの取り付け)
S-One Property(主にホテル運営)
S-One Global (主に輸出)

メナム・グループは1988年に設立され、当初社名は
Mitchell Supply Co., Ltdでした。
アルミニアム部材の卸売代理店の業態で始まり、
アルミニアムドア、アルミニアムサッシ、
ドア回り付属品などで事業を拡大していきました。
オーストラリア、シンガポール、フィリピン、ネパール、
ミャンマーなどへ輸出しています。

取り扱いブランドとしてCENZA(ハードウェア部材)、
ATISアルミニアム(パネルブランド)などがあり、
アルミ部材ブランドはMN CHAI社が製造しています。

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