インドネシアの中央政策金利の流れ(2018年8月)【インドネシア:金融・政策金利】

2018年8月、インドネシア通貨ルピアは1ドルあたり
14,650ルピアまで下げました。
ルピアを含む新興市場通貨は、トルコの通貨リラの急激な
下落をきっかけに各国へ広がりました。

一方で、FRBの金利引き上げ、世界貿易戦争に対する不透明感も
米ドルや日本円などの安全な資産への資金シフトに動いています。

インドネシア中央銀行は経常収支赤字を改善するために
高い金利環境を推奨しています。
経常収支赤字は2018年第2四半期にインドネシア国内総生産
(GDP)の3.0%に相当する80億USドルとなりました。

インドネシア中央銀行は2018年までに金融政策の引き締め
強化という点でアジアで最も積極的な中央銀行になっています。

2018年8月からの過去3カ月間、インドネシア中央銀行は
中央政策金利レートを+4.25%から+5.50%に
引き上げています。
2018年末までにレートを最低でもう一度引き上げると
予想されており、5.75%まで伸びる見通しです。

トルコリラの急落を受け、トルコと同様に経常赤字を
抱える中南米諸国(アルゼンチン、ブラジル)や南アフリカ
でも通貨が下げ幅を大きくして影響を受けました。

インドでも通貨ルピーの下落が大きく、経常収支が赤字の
インドの通貨ルピーにも売りが膨らみ、対USドルでの下落が
続いています。
9月13日、トルコの予想を上回る利上げで多くの新興国通貨は
反発しましたが、インドルピーは目立った買い戻しがみられず、
その後最安値を更新しました。