タイ・ユニオン・グループはイノベーション戦略を推進【タイ:水産】

タイの水産加工大手・国際的な水産食品複合企業である
タイ・ユニオン・グループ(TU)は、フード・テックの
スタートアップ企業向けエコシステムの構築と
非シーフード分野への事業拡大を支援するため、
2つの組織とパートナーを組み”SPACE-F”を
立ち上げるとしています。

タイ・ユニオン・グループ(TU)はゲームを変える技術、
プロセス、製品開発のため4年前にグローバル
イノベーションセンターを設立したほか、
SPACE-Fを設立する際にマヒドン大学科学部および
国家イノベーション機関(NIA:National Innovation
Agency)と協力しました。

CEOであるThiraphong Chansiri氏は、
M&Aよりも早くイノベーションを生み出せるビジネス戦略を
採用し、既存事業の取得や購入よりも利益率の高い事業や
イノベーションに焦点を当てていくとしています。

同社は2019年の総売上成長率+5%を目指しています。
イノベーションプロジェクトに年間4億~6億バーツを費やし、
資金、施設、研究および人的資源を通じて
フード・テック新興企業を支援していくとしています。

同社は新たな技術革新・イノベーションなしでも
安定した年間成長率を維持し続けることはできますが、
採用されれば二桁での成長率が可能であると分析しています。
イノベーションによる売上収入は全体の1%未満ですが、
今後3年間で5~10%に達すると予測されています。

NIAはSPACE-Fのために3年以内に60のスタートアップを
目指しており、シリーズAの最小累積資金は6億米ドル
(188億バーツ)に相当します。
また、NIAは栄養ドリンク大手のオソサファ(OSP)および
製糖最大手、ミトポン・グループとも協議中です。