通信大手、アシアタは2008年上場以来初の赤字を記録【マレーシア:携帯電話・通信】

マレーシアの通信大手、アシアタ・グループ(AXIATA:6888)は
2018年会計年度が赤字に転落し、2008年の上場以来、
初めての通年損失を記録したと発表しています。

売上は238億9000万リンギット(前年244億リンギット)、
純利益-50億8000万リンギットでした。
背景にはインドでの投資希薄化、一時的損失があったと
しています。
2017年純利益は9億948万リンギットの黒字でした。

売上が成長したのはマレーシアとカンボジアでした。
マレーシアでは2018第4四半期に長期顧客を対象とした
10万台無料スマートフォン特別キャンペーンによる
デバイス売上増加に支えられ、売上は11%増の
19億2000万リンギットと好調でした。
しかし、インドネシア、バングラディシュ、ネパールでは
売上が下落しました。

アシアタ・グループ(AXIATA:6888)はマレーシアを本拠とし、
東南アジア各国で通信会社を運営しています。
1992年にマレーシアテレコムが国際部門をTMインターナショナル
社として分離し、2009年に現社名に変更しました。

筆頭株主はカザナ・ナショナルで37.1%を所有しています。
カザナ・ナショナルはマレーシアの政府系ファンドで
1993年9月に公開有限会社(PLC)として設立されました。
同社資本は全て財務大臣が保有しています。
カザナ・ナショナルはマレーシアのCIMB、テナガ・ナショナル、
マレーシアエアライン、テレコムマレーシアなど民間・
国営企業に数多く投資しています。