CPグループの鉄道コンソーシアムに黄信号【タイ:鉄道インフラ】

CPグループ(Charoen Pokphand Group)の鉄道コンソーシアムは
タイ国内主要3空港をつなぐ高速鉄道計画への落札価格を
具体化することに失敗し、タイ東部経済回廊EEC事務所では
開発権をBSR Joint Ventureコンソーシアムへ移行する
可能性があるとしています。

3つの主要空港を結ぶ2,245億バーツ規模の高速鉄道に関する
CPグループの財務提案は2019年3月5日にまでに締結する
ことを最終決定しました。

仮に高速鉄道プロジェクトの入札委員会がCPグループ主導の
コンソーシアムと入札の詳細を結論付けられない場合は、
タイ政府はBTSグループが主導するBSR Joint Venture
コンソーシアムと会合する可能性を示唆しています。

参照条件に記載されている入札条件は変更できませんが、
CPグループ主導のコンソーシアムは詳細を変更するよう
求めています。
開発・運営権益契約50年を99年へ延長、事業初年度からの
プロジェクトに対する補助金、内部収益率6.75%の保証、
および利子4%でのソフトローンなどを挙げています。

ドンムアン空港、スワンナプーム空港、ウタパオ空港の
3主要空港を結ぶ高速鉄道計画は、2018年11月に2つの
コンソーシアムから入札を受けました。

CPグループ主導コンソーシアムへは、
China Railway Construction Corporation、
Bangkok Expressway&Metro(BEM)、
Italian-Thai Development(ITD)、Ch Karnchang(CK)、
Japan Overseas Infrastructure Investment Corp
(JOIN:海外交通・都市開発事業支援機構)、
Japan Bank for International Cooperation
(JBIC:国際協力銀行)、
Ferrovie dello Stato Italiane SpA.
CITIC Group、Siemens、Hyundaiなどが参加しています。

BTSグループが主導するBSR Joint Ventureコンソーシアムは、
BTS Group Holdings(BTS)、
Sino-Thai Engineering(STEC)、
Ratchaburi Electricity Generating Holding(RATCH)
などが参加しています。

タイ政府では、同鉄道事業による経済的収益が7000億バーツに
達すると予想しています。