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ペトロナスでは子会社を通じブラジル鉱区へ出資【マレーシア:エネルギー】

ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)は、
ブラジル法人子会社Petronas Petróleo Brasil Ltda
(PPBL)を通じてPetróleo Brasileiro S.A.
(Petrobrasペトロブラス)社の株式50%分を出資すると
発表しています。
同社はTartaruga Verde鉱区(BM-C-36 Concession)と
その施設を保有しています。

ペトロナス社によれば、売買取引の完了にはブラジル経済
防衛管理評議会およびブラジル石油・天然ガス・バイオ燃料
国家庁の承認を含んでいる取引条件が適用されます。

PPBLが50%の株式を保有する一方で、共同事業者である
ペトロブラスが残り50%株式を保有します。

ペトロブラス(Petrobras, NYSE:PBR)はブラジルの半官半民
石油会社です。
正式社名はPetróleo Brasileiro S.A.で、
ブラジル石油会社あるいはブラジル石油公社等と
表記されます。
ブラジルの旧首都リオデジャネイロ市に本社を置く
南半球最大の石油採掘会社です。
アマゾンのウルクー油田での石油生産のために1953年
設立されました。

ペトロナスはマレーシアの石油・天然ガスエネルギー
会社です。
1974年8月に創設された石油及びガス供給を行う
国営企業で、正式社名はPetroliam Nasional Berhadです。

マレーシアは東南アジア第2位の石油・天然ガス
生産国であり、ペトロナスは液化天然ガスの輸出では
世界2位に押し上げた国営企業です。

世界50カ国以上で石油探鉱などの事業展開を行い、
マレーシア国内を中心に1000拠点以上のガソリン
ステーションも運営しています。
本社ビルはクアラルンプールにあり、ペトロナス
ツインタワーとして知られています。

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