インドモービルは4兆ルピアのシンジケートローンを調達【インドネシア:自動車製造】
インドネシア華人系財閥サリム・グループ系列の
自動車大手インドモービル・グループは、インドネシア・
ジャカルタに本拠を置く自動車・オートバイの製造・販売を
行う企業です。
1976年にP.T.インドヒーロー社とP.T.インドモービルの
合併により設立されました。
主なブランドとして、日産、スズキ、日野、
フォルクスワーゲン、アウディなどを扱っています。
同グループとしてインドネシア証券取引所(IDX)に
上場するのはインドモービル・スクセス・
インターナショナル(IMAS)社があります。
2018年業績は売上17兆5447億ルピア、
純利益987億ルピアでした。
同社は2019年7月、傘下の自動車・重機金融会社
インドモービル・ファイナンス・インドネシアを通じて、
日系銀行を含む内外の金融機関17社から成るシンジケート
ローンで総額4兆ルピア(2.9億USドル)の融資を獲得したと
発表しました。
シンジケートグループにはインドネシアや日本、シンガポール、
オーストラリア、台湾、中国などの6か国の銀行などが
参加しました。
今回調達した資金用途は信用事業の拡大に活用すると
しています。
主幹事は、インドネシア年金貯蓄銀行(BTPN)と三井住友銀行、
オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ銀行)、
CTBC銀行、DBS銀行、OCBC銀行、UOB銀行、台北富邦銀行の
計8行でした。
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