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インドネシア小売大手ミトラ・アディペルカサ2019年上半期好調【インドネシア:アパレル】

ミトラ・アディペルカサ(MAPI)は百貨店・小売事業を手掛ける
インドネシア大手企業です。
Lifestyle retailer(ライフスタイル小売)として
2019年時点で百貨店、ファッション、スポーツ用品、
飲食店、キッズ、書店に至るまで、ジャカルタ、バンドン、
スラバヤ、バリ、メダンなどの70主要都市で2,000以上の
小売店を運営しています。

2019年通年で同社は投資に8000億ルピアを割り当て、
60,000平方mの広さで200の新しい店舗を開く予定です。
また、ベトナムへの出店計画も進めています。

同社は主な外資ブランドだけでもReebok、Starbacks、
ZARA、Lacosteなど40以上扱い、小売事業、デパート、
製造事業、カフェ&レストラン、書店事業など幅広く
手掛けています。
1995年に株式会社化し、インドネシア証券取引所
(IDX)へは2004年に上場しました。
大株主はOmetracoグループです。

デパートではSOGO、SEIBU、Harvey Nichol、Javaそして
Debenhamsを経営し、小売事業ではPlanet Sports、
Golf House、Reebok Concept、Burberry、FCUK、Lacoste、
Liz Clairborne、Nautica、ZARA、Mark Spencers、Nine West、
Chloe、NEXTなどを扱っています。

ミトラ・アディペルカサ(MAPI)は、2019年6月のイド・アル・
フィトル休暇中の売上急増とコスト削減策により、
2019年上半期事業が好調であったと報告しました。

2019年6月時点での売上は前年同期比10.1%増の
10兆ルピア(7億1314万USドル)でした。
1月~6月にかけての小売および卸売の大幅増加に
支えられています。
また売上増加に加えて運用コストが70%削減された
効率化推進により、純利益は前年上半期と比較し、
28.1%増の4993億ルピアに増加しました。

2019年6月にイド・アル・フィトル休暇中の売上が
大幅増加したこと、同社のマルチブランド事業戦略の
強さも反映しているとしています。

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