サイアム商業銀行傘下の経済研究所(EIC)によると、
タイの美容・スパ市場は年率＋8%増で成長していて、
世界のスパ市場の平均伸び率＋5%よりも高い推移で
成長しています。

タイ国内にはおよそ13,514のスパ事業者があり、
335億バーツの市場規模となっています。

大手としてサイアム・ウェルネス・スパ・グループ
（売上規模10億バーツ）、ディバナ・インターナショナル、
ウェルネス・デパートメントストア社などが積極的投資で
業績を伸ばしています。

タイ国内における美容・スパ市場の統計資料としては、
2017年時点の市場総額が1360億バーツ（推定）と
されています。

（内訳）
医療・整形サービス：1029億バーツ（シェア75％）
スパ・タイ式マッサージ： 311億バーツ（シェア23％）
スパ製品・物販：24億バーツ（シェア2％）　

美容整形は顧客単価が他のサービスより高く、
外国人利用者も増加していることから市場規模が
拡大しています。

美容・スパの利用者属性は外国人が75％、タイ人が25％と
なっています。
外国人比率上位は中国人、韓国人、日本人、台湾人、
香港人が占めています。