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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイの不動産

バンコク内部エリアの不動産価格が上昇していることがバンコクにある不動産
調査会社のAgency for Real Estate Affairs(AREA)の最新レポートで
報告されています。

商業中心地サイアムスクエアSiam Squareでは大きく上昇し、
1ワー(1ワーは4平米)あたり140万バーツ(420万円)→1平米105万円に
なっています。
大洪水の後急上昇したのは洪水被害を免れたエリアであるとしています。

日本人や外国人の多く住むスクンビットエリアSukhumvit Roadなどでも1ワー
あたり140万バーツ付近まで上昇しています。
これは2010年比較1ワーあたり120万バーツから+17%上昇しています。
1ライ(1600平米)あたり5億6000万バーツになっています。

サイアムスクエアでは15年来の最高値で 1996年度は1ワー43万バーツ
(130万円)でした。
サイアムスクエアが急上昇している背景は2つあり、
1 サイアムスクエアがサイアム駅を隣接し大量交通機関の乗換駅、交差点となり
  交通・通勤通学量が大きく増大している
2 今回の大洪水の回避された最も重要なエリアと認識されたこと
を挙げています。
2位の不動産価格では1ワー110万バーツのシーロム地区、ワイヤレス地区、
ラチャダムリ通り地区になっています。

しかしながら上昇する地価とインフレの割合とではまだインフレ率よりは低いと
見られています。
複数の不動産販売会社では1ワー200万バーツまであがると予想しています。

今回の調査でもっとも低かったのはパトムタニ県クロン13通り地区で1ワー
2600バーツでした。
1ライで104万バーツになっています。

総合的な結論として洪水後も不動産価格が下がることは考えにくく、過去の
厳しい災害でも不動産価格が下落しなかったことを背景に挙げています。

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