タイのアユタヤ銀行は住宅ローン金利の引き上げを予定【タイ:金融・不動産】

タイの金融機関で資産規模第5位のバンク・オブ・アユタヤ(BAY)は、
2018年上半期の住宅ローン需要増加に伴い、住宅ローンレートを
少なくとも25ベーシスポイント引き上げる予定です。

同銀行はティーザー・レートを引き上げること、ティーザー・
ローンの固定金利期間を3年に短縮することを検討しています。

借り手側が最初の3年間、平均3%以下の住宅ローン金利で
融資してもらうのは困難になっていくと予想しています。
この再設定はタイ国内景気の改善と高い住宅ローン需要の影響を
考慮しています。

タイ国内銀行業界の住宅ローン総額は、2018年で6730~
6980億バーツと見積もられています。
前年比+6~10%の成長率となる見通しです。

未償還住宅ローン合計額は、新規地場企業と海外不動産開発者の
参入による不動産市場拡大に伴い、2018年までに6~8%増の
3兆7,700億バーツとなる見込みです。

アユタヤ銀行(BAY)では、タイ中央銀行が2018年末までに
政策中央金利を+0.25%ポイント引き上げると予測し、
新規住宅ローンの借り手は今後、金利上昇の影響を受けると
分析しています。

同行では新しい住宅ローン融資額を2018年末までに630億バーツ、
未償還住宅ローン額を2400億バーツまで伸ばす計画です。

また、2018年末までに不良債権残高を総融資額の2.4~2.6%に
抑えようとしています。
200万~1,000万バーツ価格帯の住宅を所有する借り手は
デフォルトリスクが低いため、同銀行の主要なターゲット顧客層
とされています。