マレーシアの手袋製造、トップ・グローブ社はシンガポールのAdventa社と訴訟【マレーシア:製造】

マレーシアの手袋メーカーであるトップ・グローブ・コープ
(TOPGLOV:7113)社は、シンガポールのアドベンタ・キャピタル
に対して訴訟を起こし、損害賠償として7億1486万リンギ以上の
請求を求めています。
トップ・グローブ社とその完全子会社、Top Care Sdn Bhdを
欺いたためとしています。

同社はシェア拡大と長期的成長につなげる計画で、
2017年11月にAdventa Capital Pte社の保有する
医療用手袋製造部門、アスピオンを買収予定と
発表していました。
当時の見込みでは買収額は14.4億リンギに達すると
されていました。

トップ・グローブと子会社、Top Careは、不正な虚偽報告により、
2018年1月にアドベンタ・キャピタルと株式購入契約を締結する
ことに合意し、同業のアスピオンの2億7,785万株を
13億7000万リンギで購入したと述べています。

アドベンタ・キャピタル側は、
「法的立場に完全な自信を持っており、訴訟に対して積極的に
防衛する」
とコメントしています。

トップ・グローブ・コープ(TOPGLOV:7113)社は世界的なゴム・
ビニール手袋メーカーです。
同社は1991年に事業を開始し、マレーシア、タイ、中国、米国、
ドイツ、ブラジルなどに拠点があり、38の製造工場を所有・
運営しています。

主な製品は、パウダー付・パウダーなし検査用ゴム手袋、
ニトリル検査用手袋、ビニール検査用手袋、手術用手袋、
その他手袋の関連製品を製造し世界100カ国以上で
販売しています。

ゴム手袋生産量は575億本(2018年7月現在)で、従業員数は
17,000名を越えています。
世界市場シェア25%を占めており、2020年までに30%へ
拡大することを目指しています。
2017年業績は売上34億900万リンギ、
純利益3億2800万リンギでした。