マレーシアの複合企業、サイム・ダービーは2018年増収減益【マレーシア:複合企業】

マレーシアの複合企業であるサイム・ダービー(4197:SIME)は
2018年通期業績を発表しています。
売上は前年比8.8%増の310億8700万リンギ、
純利益が前年比21.3%減の19億1900万リンギでした。

工業、自動車、ロジスティクスおよびヘルスケアを含む
事業により、純利益が前年の24億4,000万リンギから
19.2億リンギに減少しました。

しかし2017年11月にプランテーション事業と不動産事業が
同社グループから分離・独立されたため、売上は前年から
8.9%増で310億リンギとなっています。

グループ最高経営責任者(CEO)であるJeffri Salim
Davidson氏は、2018年度の堅調な売上は主にオーストラリアの
鉱業部門の回復と中国のインフラ支出増加が原因であると
分析しています。

サイム・ダービー(4197:SIME)社はマレーシアの大手複合企業
として工業系、鉱業系、自動車、物流、ヘルスケア、保険、
小売などを展開しています。

同社は2017年にプランテーション事業のサイム・ダービー・
プランテーション(5285:SIMEPLT)、また、不動産事業の
サイム・ダービー・プロパティ(5288:SIMEPROP)を
切り離しました。

サイム・ダービー・プランテーション(SIMEPLT)の2017年業績は
売上147億7900万リンギ、純利益35億700万リンギでした。
同社はパーム椰子産業の上流~下流事業活動、研究開発、
再生可能エネルギー、農業関連事業など、パームオイルの
バリューチェーン全体に関わる統合プランテーション会社です。
天然ゴムやサトウキビの農場や畜産産業にも従事しています。
同社はマレーシア以外に、インドネシア、パプアニューギニア、
リベリア等でも展開しています。

サイム・ダービー・プロパティ(SIMEPROP)の2017年業績は
売上25億6400万リンギ、純利益6億800万リンギでした。
同社はマレーシア国内を含めた不動産開発および管理サービス提供に
従事しています。
物件開発、不動産投資、レジャー・ホスピタリティ、建設などの事業を
展開しています。
同社は1973年9月15日に設立され、マレーシアのペタリンジャヤに
本社を置いています。