バンク・ダナモン傘下、インドネシア保険会社をチューリッヒが買収決定【インドネシア:金融・保険】

スイス資本で世界的な保険大手のチューリッヒ・インシュアランスは、
インドネシア金融機関大手、バンク・ダナモン・インドネシア
(BDMN)からダナモン傘下であったアディラ・インシュアランスの
株式80%を4億USドル以上で取得すると発表しました。

チューリッヒのアジア太平洋地域責任者、Jack Howell氏は、
「チューリッヒグループはアジア太平洋地域を主要成長エンジンと
位置づけ、インドネシアを重要な金融市場として捉え保険事業の
コミットメントを示していく」としています。

今回の買収によってチューリッヒはインドネシア最大の
外資系損害保険会社となる見通しです。
バンク・ダナモンは引き続きアディラ・インシュアランスの
20%株式を保有します。
取引はインドネシア規制当局の承認およびその他の条件に従って
6ヶ月以内に完了する予定です。

チューリッヒ・インシュアランスグループは、
保険事業を中心とした金融サービスをグローバルに展開する世界的な
金融グループです。
スイス証券取引所に上場しています(SIX: ZURN)。
スイスのチューリッヒを拠点として1872年に
Versicherungs-Vereinの名称で海上再保険事業を中心に
設立しました。

1998年にブリティッシュ・アメリカン・タバコの金融サービス
事業と合併、2000年に企業構造を効率化して持株会社、
チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズを設立しました。
世界170カ国以上の事業拠点と55,000人の従業員を有しています。

バンク・ダナモン・インドネシア(BDMN)は三菱UFJ銀行が買収を
決定した大手金融機関です。
2018年8月にも株式20.1%を追加取得し、出資比率を40%に
引き上げています。
三菱UFJ銀行は最終的に出資比率を73.8%まで高める計画です。