2018年11月インドネシアとフィリピンの中央銀行は政策金利引き上げ【フィリピン・インドネシア:政策金利】

2018年11月、インドネシアとフィリピンの中央銀行は
それぞれ政策金利の引き上げを発表しました。
インドネシアは0.25%引き上げて+6.0%になりました。
インドネシアの利上げは2会合ぶりで2018年に入り6回目です。

フィリピンも同様に+0.25%引き上げました。
両国ともアメリカの金利引き上げを受けて自国通貨の防衛や
物価高の抑制を狙うためとしています。

インドネシア通貨ルピアの対米レートは1ドル=14,665ルピア
となり、ルピア通貨の買い支えを進めています。
対ドルレートでルピア安になることは国内企業の業績を下げる
ことにつながるため、国内の反応を受け通貨下落を防ぐことに
なると市況は受け止めています。

インドネシア中央銀行では経常収支赤字の抑制努力強化を
目指しています。
2018年10月のインドネシア貿易収支は18億2000万USドル
赤字でした。
理由として原油・天然ガス輸入額の増加を挙げています。

アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の利上げにより投資マネーが
アジア新興国からアメリカに逆流している環境で、
2018年はインドネシア・フィリピンの株式や国債を売る
傾向が強まり、インドネシア通貨ルピア相場は年初から10%
ほど下落していました。